当院は、日本有数のインプラントに特化した外来を併設しております。
当院の認定医は、歯科先進国である米国のUCLAにてインプラントの専門医術を修得し、5000症例以上の手術を手掛けてきました。
インプラント学会の認定医が、どんな難症例の患者様でも真剣に対応し、また経験と技術を用いて、患者様に安心していただける治療をご提供いたします。

通常のインプラント治療はメスで歯肉を切開し、顎の骨を露出させて行いますが、当院のインプラント治療ではまず歯肉に小さく穴を開け、そこからインプラントを埋入するため、出血や術後の腫れ、痛みなどを大きく軽減することができます。治療中に縫合も行わないため、脱糸も必要ありません。そのため手術時間や治療回数を短縮することができます。この手術法を「フラップレス手術」と言い、当院の治療の8割以上がフラップレス手術で行われています。

健康な歯を削りブリッジにしようかと悩まれている方、インプラントが難しいケースであったため、痛みに耐えながら入れ歯を長年されていた方、インプラントを埋入するための骨を新しく作り直す治療技術により、これまで難しいとされてきた症例に対応し、多くの患者様に喜んでいただいています。

当院は歯科専用CTを完備しております。顎の骨には神経や血管が通っており構造は複雑で、一般的なレントゲン写真では神経や血管等を確認することが難しいです。
つまり、歯科専用CTがなければインプラントの治療に必要な骨の解析をすることができません。当院のカウンセリングでは、このCT撮影を無料で行っております。

通常の診療室よりも更に衛生管理にこだわった、インプラント専用の手術室をご用意しております。ISOI（国際口腔インプラント学会）／DGZI Japan（ドイツ口腔インプラント学会日本支部）認定医が、バキューム担当スタッフ、器具出し介助スタッフ等と連携して治療を進めます。超難症例においては日本歯科麻酔学会認定医も加わるなど、チーム医療体制を整え、より安全なインプラント手術を提供しております。

患者様から採血した血液を遠心分離機にかけることで、Concentrated Growth Factors（自家血小板含有フィブリンゲル）というタンパク質で出来た接着剤が形成されます。それを骨の少ない場所に填入することで骨再生を誘導することが可能です。完全自己血液由来なので、アレルギーや感染のリスクを抑えることができます。
当院では、必要に応じてこの治療法を採用しています。

当院では、三次元超音波振動で骨や歯を削る超音波骨切削器具、「ピエゾサージェリー」を導入しています。インプラント治療をはじめとする外科手術に使用される機器で、切削部分の長さ・深さを適切にコントロールしながら処置を行えます。骨や歯などの硬組織だけに反応し、粘膜・歯肉・神経・血管などの軟組織を傷つけないため、患者様へのダメージを最小限に抑え、より安全な治療を行えます。

当院ではPlasmaX motionを使用し、全てのインプラントに光機能化処理を行っています。光機能化のプラズマ処理を行うと細胞との親和性が高まり、治療期間の短縮、手術の成功率向上に繋がります。このプラズマ装置を導入している医院は、わずか数パーセントであり、当院のインプラントの成功率99%を100%に近づける事に役立っています。

シミュレーションに基づき、患者様に合わせて作製したOneGuide（テンプレート）を装着し、適切な位置・角度でインプラントを埋め込むことができるサージカルガイドシステムです。一般的にはインプラント埋入時には歯肉を切開しますが、このガイドを利用すればインプラントが入る程度の小さな穴をあけるだけで済みます。痛みや腫れを抑えることができ、さらには術後の回復を早められるなど、低侵襲な治療を行えます。

針の代わりに高圧ジェットを用いて麻酔薬を浸透させる注射器です。針がないため、いわゆる注射の痛みや恐怖心が大幅に軽減され、また感染症の心配も少なくなります。

当院では、麻酔を専門とする医師による「静脈内鎮静法」を用いた治療も可能となっております。静脈に鎮静薬を注入し、「うとうと」した状態で施術を行うため、緊張感や不安感、痛みを緩和できます。また全身麻酔とは違い、完全に意識がなくなる状態にはなりません。

当院では3D口腔内スキャナー「TRIOS 3」を導入しています。このスキャナーで患者様のお口の中を撮影することで立体的な歯型が取れるので、マウスピースやセラミックなどの修復物を精密に作製できます。インプラント治療で利用する「OneGuide System」へのデータの反映なども行うことができます。
シリコンなどを使っていた従来の型取りでは硬化まで時間がかかってしまいますが、「TRIOS 3」での型取りは短時間で済むので、嘔吐反射の強い方でも負担を抑えて型取りが出来ます。