飯島歯科 群馬県インプラント診療所|群馬県でインプラントの専門医院、飯島歯科医院(インプラント治療対応)

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52.非常に難しいとされる 前歯のインプラント治療 2025年03月08日(土)

当院のインプラント治療は“本物の歯のような見た目”にこだわっています。

院長である私自身が、数多くのインプラント治療を行なって来て、毎回悩まされるのが、
”前歯のインプラント希望”の患者様です。

前歯の部分のインプラント治療を、自然な仕上がりで完了させることは、歯科医師側から見ても難易度が高いと言われています。

他院での前歯のインプラント参考例

参考画像は医学書より引用
参考文献(ITI Treatment Guide)

当院での前歯のインプラント

前歯の治療の難易度が高い理由としては、

奥歯のインプラントは、”見た目より機能的”に何でも噛めるようになるという事が重視されますが、

前歯のインプラントは、

①前歯のセラミックの歯が、隣の歯との色や形、左右対称性が僅かに違っても目立ってしまうので、精密な作成が必要になる(被せもののセラミック歯の問題)

②前歯の歯肉は、隣の歯との歯肉の高さやラインの連続性を自然な形に仕上げないと目立ってしまいう(歯肉の問題点)

③前歯の部分の骨は非常に薄く、抜歯が必要な時点で、その歯の周りの歯肉や骨がない場合が多く、その場合、歯肉の移植や人工骨を使わないと綺麗に治らない

また特殊な医療設備や器具が必要となり医院側の設備投資費用がかかる(骨の問題点)

④ 前歯は顔の一部であるので、治療当日に使う仮歯など準備しておく必要があり、治療期間中も見た目を重視する必要がある

⑤前歯は患者様の治療に対する合格ラインが総合的に高い

つまり、前歯のインプラント治療は機能的に何でも咬めるのは当然の上で、見た目の完成度の高さもとても強く求められる治療であるのです。

上記の理由にて、かかりつけの担当歯科医師に、前歯(奥歯もですが)の抜歯宣告をされても、少しでも自然な見た目で、治療期間も短くインプラント治療をしたい場合には、可能なら抜歯しない状態で、来院して頂く事をおすすめします。

抜歯しない状態で来院して頂く理由としては、抜歯してしまうと急激に歯肉や骨は吸収していき、当院に来る時点でかなり骨吸収している可能性が高くなります。インプラント埋込手術の時も増骨手術を併用したり、歯肉を切開する手術方法になる可能性が高く、患者様の負担も大きくなるためです。

↑インプラント治療前

右上1番目の前歯の抜歯した3DのCTレントゲン。赤丸部分の骨が吸収してしまっている。

↑インプラント治療後

が吸収している部分に、人工骨を使ってインプラント治療を行なった、術後の3DのCTレントゲン

↑インプラント治療前後の骨の状態

 

↑インプラント治療前後の歯肉の状態

担当の歯科医師に抜歯宣告されてもその時に抜歯はせず、まずは無料相談にて精密な検査で状態を確認して可能なら、抜歯と同時にインプラント埋込手術をすれば、歯肉や骨が維持される傾向があり、手術も歯肉を切開しない切らない縫わない治療方法が可能な場合が多いです。その上見た目も綺麗に仕上げやすいので、歯を抜かないで来院される事をおすすめします。もし、抜いてしまった場合は、早めの来院をお願いしております。その場合のベストな治療方法をご提案致します。

もし医院選びに迷ったら、術前術後の症例写真を見せてもらい、仕上がりを確認しましょう。

そして他医院での症例写真を確認する時の注意点は、複数の医師が在籍している場合、その医院の症例写真ではなく、ご自分の担当医の症例写真を確認してください。手術は同じ施設であっても担当医が変われば別物になります。まして医療機関が違えば全く別物になってしまいます。

「とりあえずその歯を抜いてから考えましょう」と言われて抜いてから考えるのはもう遅いです。少しでも残っている骨も台無しになるかもしれません。

抜いてから考えるのではなく、抜く前に審査して、どういう計画でインプラント治療を最後まで進めるのかを考えるかがとても大切です

当院のインプラント治療は“本物の歯のような見た目”にこだわっています。

下の写真は、当院の前歯のインプラント治療症例です。

全て当院の症例であり、ここまで綺麗に仕上がります。

詳しくは症例集をご覧ください。

 
群馬県藤岡市藤岡854
0274-22-0077

【インプラント診療時間】

日祝
10:00~13:00 - -
14:00~18:00 - -
▲土曜日は17:00まで

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