症例7,000以上の経験
世界の最先端治療を
ご提供します
当院では、担当医師が積極的に海外で習得してきた技術と診断力で、患者様に安心・納得いただけるインプラント治療を提供しています。より適切な診査・診断が可能となるCT撮影から3Dシミュレーション分析まで、当院でインプラント治療を受けられる方は無料でご利用いただけます。
当院のインプラント治療はCT撮影を行い、術前診断や手術計画について経験のある医師が複数名でチェックを繰り返し行います。抜歯後すぐにインプラントを埋入し手術を1回で終了する『抜歯即時埋入法』、メスを使用せずに専用のパンチまたは歯科用レーザーを用いて歯肉に小さな穴を開け、そこにインプラントを埋め込む『フラップレス』などを採用しています。
患者様のお一人おひとりに合わせてより良いインプラントシステムを採用し、ご負担が少なくなるよう短期間での治療を目指しています。リラグゼーションのために使用される静脈内鎮静法を用いて、うとうとした状態でかつ痛みの少ない手術をお受けいただくこともできます。低価格でより良いインプラント材料を使用しており、また術後のアフターケアも丁寧にご対応します。
インプラント治療症例集
症例01 仕上がりの美しい 前歯インプラント(ワンピースインプラント、ツーピースインプラントの違い)
40代男性、左上1番の1本インプラント治療をご紹介します。
前歯は抜くと骨や歯肉の吸収が大きくなるために、インプラント治療において非常に高難易度で難しいとされる部位です。また審美性・機能性の両面において、美しい仕上がりのインプラントが必要となります。
抜歯後、骨の吸収部分(凹んでる場所)です。インプラント治療と並行して、骨と歯肉を作る再生治療を行います。
インプラントの埋入から6週間ほど。人工の骨を使用し、歯肉の幅の形態を治していきます。
同時に歯肉の高さの形態修正も行います(歯の付け根のラインの位置が左右非対称)。
他の医院で治療された左右非対称のインプラントの治療終了後写真。この状態は審美的には綺麗ではありません。インプラントの種類によっては、綺麗な仕上がりが難しいことが多くあります。(上写真2枚は、ワンピースインプラントの完成イメージです)
ここからは審美的な治療を行います。
天然歯
ワンピースインプラント
骨の方向にインプラントを埋入せざるを得ないので、全体的なバランスが悪くなってしまいます。
ツーピースインプラント
骨の方向に関係なく、理想の位置にインプラントを埋め込むことができるため、仕上がりが自然になります。
私が治療を受けるならツーピースインプラントを選択します。
インプラントは、材料や治療法によって「ワンピースインプラント」と」「ツーピースインプラント」に分類されます。特に「ワンピースインプラント」は歯の審美的再現が難しく、歯と歯の隙間が空いてしまって食べ物が挟まりやすい、などの機能的問題が起こりやすいため、私が治療を受けるなら「ツーピースインプラント」をお勧めします。
また、骨の状態によってはインプラントを斜めに埋入する必要があります。「ツーピースインプラント」であれば、インプラントを斜めに埋め込む場合でも無理なく、自由な方向に被せ物が作製できます。そのためインプラント体への負担が少なく、審美的・機能的により優れた、理想の形の歯を作製できます。インプラントは身体の一部になるものなので、クオリティの高いものを無理なく、末永く使用していただきたいと考えます。
こちらはツーピースインプラント治療と並行して骨を作る治療(GBR)を行い、さらに歯肉を作る治療(CTG)を進める前後の写真です。インプラントと骨と歯肉の治療を同時に行います。当院ではすべてこれを使用しています。仮歯を使用し、黄色い線の位置の天然歯と同じ歯肉の形態に治していきます。
以前にあった歯と同じ形態に歯肉が完成しました。真ん中に見えるのはインプラントの一部です(黄色い線の歯肉ラインの厚み、位置がほぼ左右対象に完成)。
歯の生物学的形態に仕上げて完成。ラインもほぼ一致しています(ツーピースインプラントにて歯肉の完成)。
当院では、最も難易度が高く難しいとされる前歯部のインプラント症例が多数あり、いずれのケースも審美性・機能性の2つにこだわりを持って行っております。著名な方やモデル、芸能人の方々の歯を手掛けている一流の技工士に症例に合わせたオーダーを行い、セラミックの歯を作成しています。
※前歯部は骨が薄く歯肉も薄いため、インプラント治療を受ける前にその医院が前歯インプラントの経験が豊富にあるか、必ず確認しましょう。
インプラント治療前(赤い部分はインプラント予定部位)。
インプラント治療後。術中に撮影可能なレントゲンCTを当院では完備しております。そのため予定部位へ安全かつ正確なインプラント埋入が可能です。
症例02 前歯を1本だけ失ってしまったケース
歯が折れてしまい抜歯が必要となってしまったが、抜歯部位前後の歯を削ってのブリッジはしたくない、また入れ歯もしたくない、とのことでインプラントを希望されました。
- ポイント
-
前歯の治療は難易度が高く、最初の診査・診断・治療計画が非常に重要となります。
ポイントとしては以下の3点が挙げられます。
①歯が残っているか?
②歯の周りの骨は残っているか?
③歯肉がどれほど残っているか?
歯が残っているのであれば、抜歯当日にインプラントと仮歯が入る、「切らない縫わない」「腫れや痛みがほとんどない」 " 抜歯即時インプラント法 " が可能である場合が多いです。その場合は施術当日に歯が入り、さらに状態が良ければ12週間前後で治療完了となります。
歯が残っていない場合、または歯を抜いてしまった場合は、骨が急激に吸収して歯肉も骨も無くなってしまうことが多いため、インプラント治療がとても難しくなります(抜歯してから1〜2ヶ月程度で急速に無くなってしまいます)。
「とりあえず残せないから歯を抜きましょう」とかかりつけの歯科で歯を抜いてしまってから、セカンドオピニオンとして当院に来られる患者様が数多くいらっしゃいます。
その場合、まずインプラント治療と同時にGBR(人工骨を使って骨がなくなってしまった部分に骨を作る治療)から開始し、治療が完了するまで半年以上の時間かかることがあります。場合によっては骨を作るGBR治療のみを行い、その後半年以上空けてからインプラントを入れるため、治療の完了まで1年以上必要となることもあります。また骨とインプラントが完了しても歯肉が足りず見た目が審美的に綺麗ではない場合、さらにCTG(歯肉を作る治療)を行うケースもあります。
上記の理由より、当院に来られる際には抜歯せずにお越しください。もし歯を抜いてしまった場合でも、抜歯後できる限り早めに来院される事をお勧めします。
当院では、まずはセカンドオピニオンと無料相談でご説明させていただいた後、当院での治療を希望された患者様に " 切らない、縫わない、腫れない、痛くない、そして最小限の通院回数と治療期間で完了する、負担の少ないインプラント " を目指した治療をご提供いたします。
ネット上に散見する情報は古いものや間違えているものも数多く、僕でも驚く事が非常に多いため、患者様の中でもインプラントについて何が正しいのか、不安をお持ちの方も多いかと考えます。インプラントにまつわることでしたら、まずは当院の無料相談をご利用ください。最新かつ正しいインプラント情報をご提供します。
- カウンセリングを通して決まったこと
- " 歯を抜いたその日にインプラントと仮歯が入る、切らない縫わない、腫れや痛みがほとんどない抜歯即時インプラント法 " で、最後はセラミック治療
- インプラント治療をされる患者様のほぼ全員が希望すること
- ・きれいにしたい ・ちゃんと噛みたい ・長く使いたい
今回の治療では抜歯当日インプラントと仮歯を入れて終了、1時間ほどの治療時間でした。
歯を抜いた箇所にインプラントを入れるため、「切らない縫わない」インプラントです。患者様は腫れも痛みもほとんど感じられませんでした。
その16週間後にセラミックの歯を入れて、治療を完了いたしました。
症例03 ほとんど切らない縫わないインプラント治療(パンチ法 腫れの少ない痛みの少ないインプラント)
50代男性、左下奥歯のインプラント治療です。
当院では治療前に必ずCTレントゲン撮影をし、インプラントを行う箇所へのCTシミュレーションをパソコンで行った後にインプラント治療を進めます。CT撮影とCT診断は、インプラント治療をさせる方全員に無料で行っています。
麻酔後に歯肉を取る専用のパンチで小さな穴を開け、そこにインプラントを埋め入れます。上記右の画像はその際に取った歯肉です。麻酔を行っているので痛みを感じることはほとんどありません。
こちらは手術後の写真です。通常は歯肉を大きく切ってから縫うため腫れや痛みが起こりますが、当院では十分な歯肉や骨がある場合、歯肉を切ったり縫ったりせずに手術を完了します。術後の腫れや痛みがほとんどありません。
この方法の場合、視認できる部分にあるのはインプラントの上についている仮フタのネジです。このまま1ヶ月半待った後にそれを外し、そこに被せ物を作ることができます(通常の方法では埋まっているインプラントに ” 仮ネジをつけるための頭だし ” を行う2回目の手術をする必要があるので、もう一度切開・ネジ付け・縫合を行わないといけません)。
当院ではツーピースインプラントをお勧めします。
インプラントには「ワンピースインプラント」と「ツーピースインプラント」があります。当院では「ツーピースインプラント」をお勧めしています。「ワンピースインプラント」と比較して費用がかかりますが、前歯や奥歯の場合インプラントを入れたい方向・角度に骨があるケースが少なく、斜めにインプラントを入れなくてはならないことが多くあるためです。
「ツーピースインプラント」であれば上記のように斜めに入れる必要があっても、無理なく自由な方向に被せ物が作れます。そのためインプラント体への負担が少なく、また審美的・機能的にも優れた形の歯が作れます。インプラントは身体の一部になるものなので、無理なくクオリティの良い物を長く使って欲しいと考えます。
当院はCTを完備しています。こちらはCTシミュレーションソフトの画像です。難易度の高い治療の場合は術中にもCT撮影を行い、位置や方向を確認しながら施術を進められるため、インプラントの精密な埋入が可能です。また治療中の事故や失敗を防ぐこともできます。
シミュレーションを行った方の個人データから「インプラントガイド」という道具を作った場合は、CT撮影をせずとも精密なインプラント治療が可能です。(上記のCT画像は、シミュレーションした部位と実際にインプラントを行った後の比較をするためのものです。インプラントの埋入位置や方向、サイズ計測まで精密に行えています)。
術後1ヶ月半ごろにオールセラミックの被せ物を装着した画像です。インプラントと被せ物をネジ留めで装着しています(これをスクリュー固定と呼びます)。そのため治療後に万一トラブルが発生してしまった場合に、すぐに外しての修理・交換・メンテナンス等が可能となります。
インプラントにセラミックの歯を装着する方法は、上記のようにネジでつける場合と、接着剤(セメント)でつける場合の2通りがあります。
接着剤の場合はセメントの残りが歯肉の中に残る可能性があり、インプラントの周りの歯肉の炎症や骨の破壊などの原因となり得ます。また接着剤によって外せないときは、全てを一度壊して外す必要があります。このように接着剤の場合はメンテナンスが難しいため、ネジで固定する方法がインプラントをより長持ちさせるポイントとなります。
一生を目標に長くインプラントを使用していただくためには、何かがあった際にすぐに外して修理やメンテナンス対応ができる、しっかりとしたインプラントシステムが大切です。
上記左はインプラント術前、右はインプラント術後の写真です。術後は半年に1度の頻度でのメンテナンス・クリーニングが必要です。もちろん、インプラント以外の他の歯のメンテナンスもお勧めします。患者様に長く使って欲しい気持ちでこだわってインプラント治療を行っているので、術後もしっかりメンテナンスを行い大切に使って欲しいと思います。
症例04 なるべく切らない縫わないインプラント治療(抜歯即時埋入法 腫れが少なく痛みの少ないインプラント)
40代女性、左上4番目にインプラントを行ったケースです。
虫歯が原因で歯が折れてしまい、抜歯が必要となりました。抜歯部位前後の歯を削ってブリッジはしたくない、また入れ歯もされたくないとのことで、インプラントを希望されていました。
CTレントゲン撮影後、抜歯部位の骨の量や状態を確認しました。患者様に治療方法を詳しくご説明し、インプラントをご理解いただいたうえで、歯を抜いた部分にそのままインプラントを埋入する ” 抜歯即時埋入インプラント ” を行いました。
抜歯と同時にインプラントを埋入。十分な麻酔により、痛みを抑えて施術を進めることができます。
抜歯した箇所にインプラントを埋め入れる際、穴が大きすぎて隙間があったため人工骨(GBR)を使用して骨を作成し、さらに再生療法(CGF・AFG)で歯肉の再生を促進します。
CGFとは、採血を行い遠心分離機にてフイブリンというゼリー状成分(血液製剤)を作成、それを蓋として使用する療法です。患者様ご自身の血液で作るので無害であり、かつ治癒が早まります(採血しない場合は人工コラーゲン膜を代用します)。
今回のケースでは歯肉は切りませんでしたが、縫合を行い仮歯を入れて終了しました。術後の腫れや痛みはほとんどありませんでした。この後12週間ほど間を置き、歯(上部セラミック)を作ります。
こちらは当院のCTによる、CTシミュレーションソフトの画像です。難しい治療では術中にもCT撮影を行い、インプラント位置や方向を確認しながら施術を進められるので、精密にインプラントを埋め入れることができます。またCT撮影によって、手術中の事故や失敗を防ぐことができます。
シミュレーションを行った方の個人データから「インプラントガイド」という道具を作った場合は、CT撮影をせずとも精密なインプラント治療が可能です。(上記のCT画像は、シミュレーションした部位と実際にインプラントを行った後の比較をするためのものです。インプラントの埋入位置や方向、サイズ計測まで精密に行えています)。
抜歯即時埋入(抜歯と同時インプラントの埋め入れ)から3週間後の写真です。通常、3週間では抜歯のみでもまだ穴が完全にはふさがっていないと思いますが、こちらのケースでは治癒が早いです。ここから3ヶ月ほど待ってインプラント手術を行うことが多いですが、この方法ではもうインプラントが入っています。
12週間後の写真です。抜歯を行うと骨がすぐ吸収して痩せてしまいますが、抜歯即時埋入では骨が吸収される前に骨を作るので、歯肉や骨が変化しません。抜歯後に放置してしまうと骨が吸収されてへこんでしまい、後でインプラント治療を行う場合に影響を及ぼします。
インプラントと骨が結合(インテグレーション)したら歯肉下に埋まっているネジを交換、インプラントの歯(最終補綴物であるセラミック)の型どりを行います。
最終補綴(オールセラミックの被せ物)を付けた写真です。
当院の施術においてはインプラントにセラミックの歯をつける際、すべてのケースでネジを用いて固定します。これは術後に何らかのトラブルがあった際、すぐに外して修理・交換・メンテナンスなどを行えるようにするためです。
インプラントにセラミックの歯を装着する方法は、上記のようにネジでつける場合と、接着剤(セメント)でつける場合の2通りがあります。
接着剤の場合はセメントの残りが歯肉の中に残る可能性があり、インプラントの周りの歯肉の炎症や骨の破壊などの原因となり得ます。また接着剤によって外せないときは、全てを一度壊して外す必要があります。このように接着剤の場合はメンテナンスが難しいため、ネジで固定する方法がインプラントをより長持ちさせるポイントとなります。
一生を目標に長くインプラントを使用していただくためには、何かがあった際にすぐに外して修理やメンテナンス対応ができる、しっかりとしたインプラントシステムが大切です。
上記左はインプラント術前、右はインプラント術後の写真です。術後は半年に1度の頻度でのメンテナンス・クリーニングが必要です。もちろん、インプラント以外の他の歯のメンテナンスもお勧めします。患者様に長く使って欲しい気持ちでこだわってインプラント治療を行っているので、術後もしっかりメンテナンスを行い大切に使って欲しいと思います。
症例05 右上3番インプラント 前歯6本のセラミック治療
- カウンセリングを通して決まったこと
-
・見た目をきれいに仕上げる治療(審美治療)
・前歯6本のダイヤモンドセラミック治療、左上3番目の抜歯、及びインプラント埋入
・並行してに再生療法による増骨手術も行う。審美歯科を行う
右上3番の抜歯が必要となり、また前歯の見た目もきれいにしたいがブリッジでの治療は負担が大きく、再治療にはなりたくないためインプラントを決意。
痛みが少なく、かつ1回のみのオペで終わる事が可能な「抜歯と同時に行うインプラント埋入」を希望されました。
抜歯箇所にインプラントを入れます。ドリルなどをほぼ使用せず、出血や痛みなどをほとんど感じない治療方法を採用しました。
術後の様子です。ご希望通りのきれいな仕上がりとなりました。
症例06 右下4.5.6番の3本インプラント治療
- ポイント
-
・右に歯が無いため噛めない
・入れ歯は入れたくない
・左でばかり噛んでいたら、歯も顎も痛くなってしまった
・硬いものが噛めなくなってきた - カウンセリングを通して決まったこと
-
・見た目をきれいに仕上げる治療(審美治療)
・再治療をしたくないので、硬くて壊れにくいダイヤモンドセラミックを希望
・良い材質のインプラントを使用
・噛み合わせが強いため、インプラントBRではなく3本での単冠インプラントを使用
症例07 右上4~6番インプラントブリッジ ダイアモンドセラミック治療
- ポイント
-
・右上の奥歯3本がぐらついて気になっている(写真では2本抜歯済み)
・右上4番目の銀歯についても抜歯が必要
・歯周病が重症のため、骨があまりない
・入れ歯はだめ
・白い歯にしたい、しっかり噛めるようにしたい
・骨がないため、副鼻腔を人工骨で増骨する必要がある - カウンセリングを通して決まったこと
-
・右上4番目の銀歯の抜歯
・インプラント2本でのブリッジで完成
・骨がないので、インプラント部位に人工骨を造成する(サイナスリフト、またはソケットリフトによる増骨手術)
・割れない、壊れにくいダイヤモンドセラミックで補綴を行う(ジルコニアボンド)
術前1
術後1
術前2
術後2
CTレントゲン
人工骨で副鼻腔を増骨し、インプラント治療後、CTレントゲンで確認を行います。
症例08 右下5番インプラント治療
- ポイント
-
・「切らない縫わないインプラント治療」をご希望
・痛いのは苦手とのこと
・白い歯にしたい - カウンセリングを通して決まったこと
-
・右下に1本のインプラント治療
・レントゲンCTで確認したところ骨が十分にあるので、「切らない縫わないインプラント治療」が可能(パンチ法)
・ほとんど切らないので、痛みを最小限に抑えることができる
・被せ物はダイヤモンドセラミック(ジルコニア)を使用
術前の写真です。
麻酔後、少し出血があります。
パンチ法にて一部の歯肉を除去。
インプラントの術後写真です。通常の手術では歯肉を大きく切って縫合を行うため術後に腫れや痛みが伴いますが、当院では十分な歯肉や骨がある場合は歯肉を切らずに治療を進めるため、術後の腫れや痛みがほとんどありません。このまま6週間間を置いて、型を取ります。
完成しました。白いダイヤモンドセラミックの真ん中の部分は、術後に歯周病や機材破損が起きた際にメンテナンスが出来るよう、いつでも外すことのできるスクリュー固定にしてあります。
術後レントゲンです。
術後に撮影したCT結果です。埋入したインプラントの安全な位置・厚み・角度の確認をすることができます。
術後の様子です。
症例09 上の歯すべて連続のインプラントでのブリッジ(ガイドを使ったオールオン8)
- ポイントと要望
-
・上の歯のブリッジが壊れて全部取れてしまい、噛めない(すぐに仮歯が必要)
・残っている歯がもう使える状態ではない(すべて抜歯が必要)
・見た目をきれいにしたい
・入れ歯にはしたくない - カウンセリングを通して決まったこと
-
・8本のインプラントを埋入し、インプラントブリッジ
・インプラントを行う右上の部位に骨が無いため、人工骨を増骨する(下の写真の赤丸部位)
・見た目がきれいなまま劣化することのない、ジルコニアで作成したダイヤモンドセラミックのブリッジで完成
・「痛くない、腫れない治療」をご希望のため、ガイド使用・メス不使用のインプラント手術を採用(そのため " 切らない、縫わないインプラント " が可能)
術前
術後
ガイドを使用し、インプラント8本の埋入位置や平行性などを精密に反映したインプラント手術が行えた。赤丸部位は人工骨を増骨(ソケットリフト法にてGBR)。
(メスを使わない、ガイドを使ったインプラント埋入手術。患者様の条件が合えば可能な治療法です)
こちらはガイドを外した状態です。
上部構造をAll-on-8で製作した、ダイヤモンドセラミックスでのジルコニアブリッジです。
(今回は理由があり、左上奥のインプラントでは埋入未使用)
治療後の様子です。
症例10 右下6番インプラント治療(抜歯と同時埋入)
- ポイントと要望
-
・右下6番の抜歯が必要(残せない)
・早く噛めるようになりたい
・見た目をきれいにしてほしい - カウンセリングを通して決まったこと
-
・抜歯と並行してインプラントを行う
・インプラント部位の骨が無いため、骨と歯肉の再生療法も並行して行う
・被せ物は壊れにくいダイヤモンドセラミックス希望
術前の写真です。虫歯がひどいため抜歯が必要となりました。
抜歯と同時にインプラント手術を進めます。抜歯部位には人工骨と、患者様自身から採血して遠心分離機によって抽出したフィブリンを使用し、再生療法を行います。
再生療法CGF(フィブリン)による、骨や歯肉の治癒促進を行っているところです。
術後3ヶ月が経過。通常は抜歯後に時間が経つと骨が吸収されてしまい、無くなってへこんでしまいますが、抜歯と同時にインプラントオペをしたことにより骨の吸収が見られず、きれいに治癒しています。こちらのインプラントは埋まっている状態です。
埋まっているインプラントネジを交換して ” 頭出し ” をし、被せ物の型どりの準備に入ります。
抜歯前の術前の様子です。
インプラントした箇所のセラミック治療後の画像です。
術後1年半後の画像です。骨の吸収も無く、問題なく経過しています。
症例11 総入れ歯よ さようなら 当日に歯が入るインプラント
- ポイントと要望
- ・入れ歯でよく噛めないため、インプラント治療を行い自分の歯のように噛めるようになりたい
《 ガイド 》
まず下の歯に、" ガイドを使って切らない縫わないインプラント治療 " を行いました。
《 埋入前 》
《 埋入後 》
《 埋入前 》
当院では普段、世界シェア率がNo.1であるストローマン社のインプラントを使用していますが、今回は患者様の骨が少ない為、アジアシェア率No.1のオステム社インプラントを採用しました。オステム社のインプラントは、顎の骨が小さかったり少なかったりするアジア人に向けて開発されたインプラントです。1日で仮歯まで入れて、施術当日に食事する事も可能です。
《 仮歯 》
《 埋入後 》
今回の手術では、およそ1時間程度で仮歯を入れることができました。
術後に1ヶ月以上日を空けて、最終的なセラミックの歯を作製する予定です。
またそれまでの間に、上の歯の " ガイドを使って切らない縫わないインプラント治療 " を行う予定です。
症例12 奥歯(右下6番)の1Dayインプラント(当日に仮歯まで入る、抜歯同期埋入の切らない縫わないワンデイインプラント法)
奥歯(右下6番目)の歯が残せないため抜歯となり、インプラントを希望された患者様の症例です。
今回は抜歯・インプラント・即時仮歯まで入れられる方法を採用しました。
まず抜歯を行います。
本来であればこのまま約6か月ほど間を開け、骨と歯肉が治癒してからインプラントを始めますが、当院ではこのままインプラント治療を行えます。
作製しておいたステントガイド(インプラントを正確な位置に入れる装置)。
このガイドを使ってインプラントの埋入方向を確認します。
抜歯と同日にインプラントを埋入。
位置調整を行いながら、インプラントと抜歯窩の隙間に人口骨を入れます。
通常はインプラントを入れた後に数ヶ月ほど歯がない状態となりますが、当院の治療法ではインプラントを入れた日に仮歯(プロビショナルレストレーション)の作製し、この場所に蓋の代わりとなるこの仮歯をつけます。
本来であれば、抜歯・インプラント埋入・仮歯製作は日を分けて行いますが、今回の方法では全てを同日に完了することができます。治療回数も少なくし、患者様への通院回数などの負担も減らすことが可能です。
今回の抜歯即時インプラントでは手術当日に抜歯し、できた穴にインプラントを埋入、そして蓋の代わりとなる仮歯をつけます。
つまり「メスを使わない」「切らない縫わない」インプラント手術です。
見た目が自然で、抜糸の為に後日来院する必要がありません。
<埋入前>
<埋入後>
赤い丸がある箇所に当日、正しい位置へインプラントが埋入され、仮歯まで入りました。
埋入後はインプラントと骨、人工骨がしっかりくっつき、仮歯(プロビショナルレストレーション)を使って、歯肉と歯肉の形態が治るのを待ちます。
8週間後、骨とインプラントがくっついたのを確認した後、セラミックの歯を作って完成です。(くっついたかは、ISQ値(振動周波数分析器)と、PT値(ペリオテスト測定器)という装置を使ってチェックします)
一般的にこの治療には1年かかりますが、(普通は抜歯して3~6か月待って、骨が出来たらインプラントを行い、そして3ヶ月後に歯が入る)
当院のこの治療法では、骨の硬さや状態にもよりますが、インプラント当日に仮歯が入って、順調に治癒すれば8週後にセラミックの歯が入って治療が完了します。
今回行った「当日にインプラントの仮歯まで入る」1Dayインプラント(1日で歯が入る切らない縫わない、抜歯同時インプラント)は難易度が高く、多くの経験とトレーニンングと技術が必要であり、実際に行っている医院は限られているかもしれません。
2か月後、骨とインプラントがしっかりくっついたのを確認し、最終的な上部構造(セラミック)の型取りをします。
完成したダイヤモンドセラミック(ジルコニア)の歯を調整しながら付けていきます。
見た目も綺麗でセラミックは変色の心配もありません。
セラミックの上部構造をセットし、全ての工程が終了しました。
他の歯と同様、自分の歯と同じように何でも噛むことが可能です。
症例13NEW!! 前歯の1Dayインプラント(一日で仮歯まで入る、抜歯同期埋入の切らない縫わないワンデイインプラント法)
前歯を残すことができず抜歯が必要となり、インプラントを希望された患者様のケースです。
今回の施術では抜歯・インプラント埋入・増骨・仮歯作製までのすべてを同日に行うことが可能です。
まず抜歯をします。
ガイドステントという道具を使って、抜歯後にインプラントを埋入します。
ガイドステントは、インプラントを正確かつ正しい方向に埋入するための道具です。
前歯のインプラント治療は難しく、ガイドを使用しなければ白いセラミックの歯が入る際に綺麗な見た目に仕上がりません。そのため当院では必ずガイドステントを使用しています。
インプラントを埋入し、骨が不足している部分に人工骨を入れて増骨します。
麻酔が効いているので術中の痛みはほとんど感じません。今回のケースでは抜いた箇所にインプラントを入れる「メスを使わない、切らない縫わないインプラント」を行いました。
そのため、抜糸をするためにご来院いただく必要がありません。
上記と同時に仮歯(プロビショナルレストレーション)の作製を行います。
蓋の代わりとなるこの仮歯を取り付けます。
こちらは仮歯作製中の画像です。インプラントを使用した仮歯のためにクオリティが高く、また本物の歯のような見た目で、噛むこともできます。
仮歯の完成後、インプラントに付けます。
前歯は周囲の方に見えやすい箇所なので、完成までの間に歯がないと見栄えを気にされる方も多いと思います。当院では当日中に仮歯まで入れる事が可能となっております。(^^)
こちらが埋入前と埋入後のCTレントゲンです。
<埋入前>
<埋入後>
赤い丸の部分に正しくインプラントが埋め入れられ、また仮歯まで入りました。
埋入後はインプラントと骨・人工骨がしっかりとくっつき、仮歯(プロビショナルレストレーション)を使用し、歯肉と歯肉の形態が治るのを待ちます。
8週間後に骨とインプラントがくっついたのを確認した後、セラミックの歯を作製して完成です(くっついたかは、ISQ値(振動周波数分析器)とペリオテスト測定器を用いて確認します)。
一般的にこちらの治療には1年がかかります(通常、抜歯から3~6ヶ月後に骨が出来たらインプラントを行い、そして3ヶ月後に歯が入る)。当院のこちらの治療法では骨の硬さ、状態にもよりますが、インプラント当日に仮歯が入り、順調に治癒すれば約8週後にはセラミックの歯が入って、治療が完了します。
こちらが、最終的なジルコニアの歯の写真です。
材質がジルコニアなので綺麗かつ自然な見た目をしており、劣化も少ないです。
これでインプラント治療が終了しました。
自分の歯のようにお使い頂けます(^^♪
当院の
インプラント
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